診療科のご案内

整形外科

整形外科では骨折や外傷手術、手外科手術、下肢人工関節手術、関節リウマチ治療を中心に診療をやってきましたが、2012年春から那須輝医師の着任に伴い、関節鏡手術と脊椎手術にも対応できる設備とスタッフを拡充いたしました。さまざまな疾患や症状でお悩みの方は、まず通常の外来診察にお越しください。専門の治療が必要と判断されれば、それぞれの分野の専門医師に振り分けて治療させていただきます。専門外来(予約制)はリウマチのみ行っております。医師の専門分野と専門外来については下記の表を参考にしてください。

医師の専門分野

専門分野 担当医師
骨折および外傷 那須範満、藤田悟、那須輝、那須文章、金平盛子
手外科 藤田悟
下肢人工関節置換術 藤田悟、那須文章
関節リウマチ 坪井秀規
脊椎 那須輝、那須文章

専門外来(予約制)

名称 担当医師 曜日・時間帯
リウマチ 坪井秀規 第2.4土曜・午前9:00~12:00

当科で最も多い手術は大腿骨頚部骨折の手術であり、1年間の手術件数は約150件です。人工骨頭置換術後の脱臼を予防する目的で手術アプローチをMooreの後方侵入(1959年)からDallの側方侵入(1986年)、前方侵入(AMIS)に変更していますが、それ以降は脱臼していません。また、電子カルテ上の院内クリニカルパスを導入し、阪神北大腿骨頚部骨折地域連携パスに計画管理病院として参入しています。術後は、早期に回復期リハビリテーション病院へ転院、もしくは自宅あるいは施設に早期退院できるよう全スタッフを挙げて応援しています。

脊椎・胸腰椎の外科

脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどによる脊髄症状、根症状に対しては原則保存的治療(ブロック注射、内服など)を行います。手術的治療を選択するのは以下の場合です。
・保存的治療で効果が見られない場合
・日常生活や仕事に著しい支障をきたす場合
・早期除痛・社会復帰を希望される場合

当院では、各患者様の病態にあわせて、内視鏡を用いた低侵襲な手術から、変性疾患などに対するインストゥルメンテーション手術まで行っています。

<脊椎変性疾患>

 頚椎変性疾患

前方からの手術または後方からの手術を選択しています。前方の場合は前方固定術(腸骨からの自家骨移植併用)①、後方の場合は椎弓形成術②が多く、インプラントによる内固定を併用することもあります。

 胸腰椎変性疾患

前方(側方)からの変形矯正(XLIF、OLIF)③あるいは後方からの除圧術を行い、不安定性がみられるなど必要時にはインプラントによる内固定④も併用します。低侵襲での代表的な疾患。

<腰椎椎間板ヘルニア>

手術は、MEDあるいは、PEDによる内視鏡下摘出術を行っています。 PEDでは、手術創は8㎜程度で非常に侵襲を少なく手術を行うことができます。 状態の良い患者様は、2泊3日程度で退院も可能です。

<胸腰椎圧迫骨折>

高齢者の軽微な外傷による圧迫骨折、若年者の外傷による圧迫骨折、いずれも場合も原則コルセットを作成し保存的治療(外来または入院)による社会復帰、ADL回復を目指します。手術的治療を選択するのは以下の場合です。
・神経症状を伴う場合、骨折型により神経症状発現が予想される場合
・数か月経過しても骨癒合が得られない場合
・受傷後早期でも痛みが強い場合
・早期除痛・早期社会復帰を希望される場合

手術方法は、椎体形成術(骨折部にハイドロキシアパタイト顆粒またはリン酸カルシウムペーストを充填する)⑤⑥で、必要時にはインプラントによる内固定を併用します。この場合のインプラントは概ね半年後以降に抜釘することが多いです。骨セメントによる椎体形成術は現在のところ行っておりません。

脊椎手術はいずれでも基本的に術翌日から離床し、2週間程度で退院可能になることがほとんどです。高齢の患者様などで早期退院がむつかしく、リハビリが必要あるいは希望される方は、ケア病棟などに転棟あるいは、宝塚リハビリ病院に転院のうえ、引き続きの入院リハビリ加療も可能となっており、ニーズにあわせて加療を提供できるようにしています。

また、高齢者の方が圧迫骨折をきたした場合は、骨粗鬆症が背景にあると考えられますので、通院加療となった際には骨粗鬆症外来での精密検査、加療を並行して行うこととしています。

手の外科

宝塚第一病院整形外科では、橈骨遠位端骨折の手術件数が年間40件を超えており、手の外科専門医の管理下において診療を行っています。また、上腕骨や肘関節の骨折、手指の骨折や脱臼についてもできる限り救急対応を行っています(指の再接着や屈筋腱損傷に関しては高度医療機関に搬送しています)。さらに、腱鞘炎や手根管症候群に対する手術、デュプュイトラン拘縮に対するコラゲナーゼ療法、あるいは関節リウマチによる手関節破壊や伸筋腱断裂に対する手術も随時行っていますので、お困りの症例がありましたらご相談ください。

腰椎椎間板ヘルニアに対する内視鏡下椎間板摘出術について

当院では腰椎椎間板ヘルニアに対して、内視鏡を用いた椎間板ヘルニア摘出術を行なっております。当院の那須輝医師は2013年1月より12月までの1年間、内視鏡下ヘルニア摘出術を33例執刀させていただきました(当院、および、大室整形外科 脊椎・関節クリニック(http://omuroseikei.com/)にて)。腰椎椎間板ヘルニアの治療は、基本的には保存的治療(内服加療、ブロック注射など)が初期段階の治療になります。実際、MRIで大きなヘルニアがあっても、保存的加療を行うことで、疼痛の改善、MRI画像でのヘルニアの消退を認めることも少なくありません。また、腰椎椎間板ヘルニアに対する、日本整形外科学会のガイドラインでも、保存的治療を行った場合も手術加療を行った場合も5年後の症状を見るとほとんど差がないとのデータも出ております。しかし、腰椎椎間板ヘルニアで痛みを抱えている患者さんの中には、痛みが強く自覚され、痛みを我慢しながら保存的加療を行うことが困難な状況の方や、痛みを持ったままでは仕事に支障をきたすため早期に仕事復帰を望まれる方もおられます。またヘルニアにより下肢の筋力低下、膀胱直腸障害までもきたしている方もおられます。そういう方々に対して、体への負担を減らした内視鏡手術を提案させていただくこともあります。内視鏡手術は、従来の顕微鏡を使った手術と比較すると手術創は3cm程度から2cm程度へ縮小することが可能です。また、内視鏡を使うことにより、腰部の筋肉の損傷を軽減することが可能で、術後の回復も早くなるというメリットがあります。標準的には、術翌日には離床していただき、術後1週間で退院となります。若い方で経過が順調な方は、術後2-3日で退院される方もおられます。腰椎椎間板ヘルニアでお困りの方は一度ご来院をおすすめします。ただし、手術となった場合、腰椎椎間板ヘルニアに合わせて、腰部脊柱管狭窄症を合併している方、腰椎の不安定性を認める方、また腰椎の変形が強い方などは、他の手術法を提案させていただくこともあります。

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院長那須 範満
認定資格日本整形外科学会専門医
所属学会日本整形外科学会、中部日本整形外科災害外科学会、日本救急医学会、日本外科感染症学会、日本運動器リハビリテーション学会
出身大学大阪大学 医学部

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副院長那須 輝
専門分野外傷、脊椎外科
興味のある分野脊椎疾患の治療
所属学会日本整形外科学会、日本脊椎脊髄病学会、中部日本整形外科災害外科学会
出身大学京都大学 医学部
主な経歴2001年       京都大学 医学部 卒業      
2001年-2002年 京都大学医学部付属病院 整形外科
2002年-2004年 長浜市立病院 整形外科
2004年-2007年 神鋼病院 整形外科
2007年-2012年 京都大学 整形外科大学院
           (京都大学再生医学研究所、
            京都大学iPS細胞研究所)
2013年-      宝塚第一病院 整形外科
一言脊椎の疾患は特にわかりやすく説明をさせていただくようにしています。腰痛、下肢のしびれなど困ったことがあれば受診してみて下さい。

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整形外科部長藤田 悟
専門分野外傷、人工関節、手外科、リウマチ
紹介を希望する疾患外傷や変形性関節症
興味のある分野静脈血栓梗塞症
認定資格医学博士、日本整形外科学会専門医、日本リハビリテーション医学会専門医、日本手外科学会専門医、日本血栓止血学会代議員、日本静脈学会評議員、日本骨粗鬆症学会専門医
所属学会日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会、日本手外科学会、日本リウマチ学会、日本血栓止血学会、日本静脈学会、中部日本整形外科災害外科学会、日本骨折治療学会
出身大学大阪大学 医学部
主な経歴2001年5月学位修得
日本整形外科学会の静脈血栓梗塞症予防ガイドライン改訂委員
フォンダパリヌクス、エノキサパリン、エドキサバン、リバーロキサバンなどの抗凝固薬の国内臨床試験における有効性評価委員
趣味ゴルフ、将棋
一言吾唯足知

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整形外科部長那須 文章
認定資格医学博士、日本整形外科学会専門医、脊椎脊髄外科指導医、日本救急医学会ICLSコースディレクター、MIMMSプロバイダー、日本整形外科学会認定リハビリテーション医

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整形外科副部長木村 豪太
専門分野人工関節、関節外科、外傷
所属学会日本整形外科学会、日本股関節学会、日本人工関節学会
出身大学京都大学

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整形外科医長金平 盛子
所属学会日本整形外科学会、中部日本整形外科災害外科学会

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医師松本 高志
専門分野整形外科
所属学会整形外科学会

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医師坪井 秀規
専門分野関節リウマチ、骨粗鬆症
認定資格日本整形外科学会専門医、日本リウマチ学会専門医・指導医、日本骨粗鬆症学会認定医
所属学会日本整形外科学会、日本足の外科学会、日本リウマチ学会、日本骨代謝学会、米国骨代謝学会、日本骨粗鬆症学会
出身大学大阪大学

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医師中谷 宏幸
専門分野整形外科
認定資格日本整形外科学会専門医、日本リウマチ学会専門医、日本骨粗鬆症学会認定医

医師大堀 智毅
専門分野整形外科
所属学会日本整形外科学会、
日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会
出身大学大阪大学

 
AM9:00~12:00Ⅰ診院長
那須(範)
副部長
木村(豪)
部長
藤田
部長
藤田
院長
那須(範)
奇数週 中谷
偶数週 廣瀬
Ⅱ診医長
金平
立岩副院長
那須(輝)
松本岡田(順)偶数週
リウマチ

坪井
(予約制)
Ⅲ診部長
那須(文)
 副部長
木村(豪)
   
PM2:30~ 5:30
(受付は5:00まで)
Ⅰ診折戸部長
那須(文)
副部長
木村(豪)
副部長
木村(豪)
奇数週 高見
偶数週 中川
 
Ⅱ診副院長
那須(輝)
(予約制)
大堀医長
金平
(予約制)
  

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